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XEAMがMotoEライダー大久保光選手に、トレーニング用として原付の電動バイク TROMOX「MINO」を贈呈!

贈呈されたTROMOX「MINO」と、MotoE参戦中の大久保光選手。


Photo by:小沢和之・XEAM
Reporter:近藤スパ太郎
趣味:電動バイクの試乗(バイク誌に電動バイク試乗記連載中)
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電動バイクの輸入販売を行う XEAM(ジーム) [事業社名:株式会社MSソリューションズ/本社:福岡県福岡市博多区/代表取締役社長:塩川正明]は、アジア人初の「MotoE」ライダー 大久保光選手に、トレーニング用のバイクとして、電動バイク「TROMOX MINO」(トロモックス ミノ)を贈呈した。

XEAMを展開する(株)MSソリューションズの塩川正明社長(左)と、大久保選手。


贈呈記念にパネルボードにサインをする大久保選手。


贈呈されたTROMOX「MINO」で走行する大久保光選手。




■大久保光選手 を紹介!

大久保 光 (おおくぼ ひかり)
Racing Rider/1993年生まれ 東京都小平市出身
アジア・ドリームカップ初代チャンピオン(2012年) 2016年~2020年スーパーバイク世界選手権(WSB)に参戦!
2021年は「Enel MotoE World Cup」にアジア人初のMotoEライダーとしてフル参戦!
趣味:プラモデル製作(特に戦闘機)・アニメ・カラオケ


大久保選手が参戦中の 最高速270km/h・電動バイク最高峰レースの「MotoE」!

大久保選手が参戦している「MotoE」とは、 ”電動バイク世界選手権” のことで、オートバイロードレースの世界選手権シリーズ「MotoGP」の併催レースとして開催されている。今年は全6戦7レース、全18台(18人の選手)で争われていてる。

大久保選手は、TEAM AJO motorsport からフル参戦中で、アジア人初のMotoEライダーとしても注目されている。

MotoEマシンを駆る#78 大久保光選手 / オランダGP
Photo by:AJO motor sport


外装を外したMotoEマシン。フレームの内側のシルバーの大きな箱がバッテリーBOX。大久保選手がスマホで撮影。


MotoEは、イタリアの電動バイクメーカー エネルジカ (Energica) のレーシングマシン「エゴ コルサ(Ego Corsa)」を全チームが使用するワンメイクレースで、MotoEのために開発されたミシュランのタイヤも使用する。「ライダーの技量」「マシンのセットアップ能力」「レースの攻略」が勝敗の鍵を握ると、大久保選手は言う。

※SPANGSSで大久保選手による「MotoE」リポートを連載中!
https://spangss.com/archives/tag/motoe


贈呈されたTROMOX「MINO」でサーキット秋ヶ瀬を走り終えた大久保選手。「思っていた以上にトレーニングに最適です。とても良いですね!」と、とてもにこやか。


TROMOX「MINO」はこんなバイク!


TROMOX「MINO」は、中国の電動バイクメーカー・トロモックスの初号機。イタリアでデザインされ、欧州でも人気が高いレジャー用バイクだ。

定格出力は600Wで、エンジンの50ccクラスと同じ ”原付1種”に分類される。「ECO」と「SPORTS」の2つの走行モードがあり、最大速は50km/h、最大航続距離88km(※体重75kgのライダーが時速30km/h、気温26℃で平地走行した場合)の性能を持つ。

特徴としては、車体重量が約68kgと軽量で、センターモーターを採用してバネ下重量の軽減とマスの集中化を図り、倒立フロントフォークの採用で足回りも良く、走りが楽しいバイクだ。 コンパクトでありながらも人間工学に基づいた設計がされているため、誰でも快適な姿勢を保つことができる。

※詳しくは、私・スパ太郎がバイク誌「ヤングマシン」に試乗記事を寄稿しています
https://young-machine.com/2021/07/14/211601/

■XEAMの車両紹介ページはコチラ


原付の「MINO」が、トレーニングに最適な理由とは?

そもそも「MotoE」マシンは、最高速270km/hの性能を持つレース用の電動バイクで、原付の小さな「MINO」とは全く違う。ホントに、こんな小さなバイクで練習になるのだろうか…?  


「はい。とても練習になるんです!」と、大久保選手。


「例えば、2ストと4ストのバイクでは特性が違い、乗り方も違います。同じように電動バイクには電動バイク特有の特性や乗り方があるんです。」  電動バイクで日頃からトレーニングすることも、とても大事だと言う。

「大きさやパワーは全く違いますけど、”モーター特有のパワー特性” 、特に ”スロットルの特性” が、かなりMotoEマシンに似ていることに驚きました。」


さらに、MINOのタイヤサイズが ”10インチ”という点も、大久保選手にとっては重要なポイントらしい。 というのも、今年から「MotoE」のルールが改正され、”タイヤが12インチを超える電動バイク” を使って、サーキットで練習することが禁止されたからだ。

そして、「僕のトレーニングは「8の字練習」も沢山行うんですけど、大きなバイクよりも小さなバイクの方が場所を選ばないし、電動バイクは走行音が静かという点も、大きなメリットですね。」と言う。


「電動バイクは排気ガスを出さないので、室内での走行も可能ですし、既にヨーロッパでは室内レースもあります。MINOはECOモードで走れば子供や初心者でも楽しめますし、日本でもMINOのような電動バイクは、これから人気がでると思います!」と、電動バイクが持つ将来性にも期待を寄せている。


それにしても、「世界で活躍する大久保選手でも、基本の「8の字練習」をしているのか…」という点に、私は大きな衝撃を受けました。

加速 → ブレーキング → 曲がる → またアクセルを開けて加速する…が連続する「8の字練習」は、とても大事なんですね!



そして後日、このSPANGSSで 大久保選手による TROMOX「MINO」 のインプレや練習風景のリポート記事を寄せて頂く予定だ。



今年の「MotoE」は、いよいよ後半戦に突入する。
8月15日のオーストリアGP(レッドブル・リンク)と、9月18日と19日のサンマリノGP(ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ)の、「2戦3レース」だ。


そして11月7日に開催される「鈴鹿8耐」(開催場所:三重県・鈴鹿サーキット)には、エバンゲリオンレーシング/トリックスターレーシングがタッグを組む「エヴァRT初号機Webike TRICK STAR」チームのライダーとして参戦することも発表されている。
マシンは エヴァンゲリオン初号機をイメージした紫/緑カラーの「カワサキ Ninja ZX-10RR」だ。


今後の大久保選手の活躍を、皆で応援しましょう~!


=大久保光 公式情報=

■大久保光 Twitter https://mobile.twitter.com/hikari_no78
■大久保光 公式HP http://www.hikariokubo78.com/


=所属チーム AJO motor sport 公式=
Twitter https://mobile.twitter.com/Ajo_Motorsport
AJO motor sport https://ajo.fi/motoe/team-main/


=MotoGP 公式サイト=
Twitter https://mobile.twitter.com/MotoGP
公式HP https://www.motogp.com/ja


=2021年 Enel MotoE World Cup 開催日程=

決勝レース日グランプリサーキット
5月2日スペインヘレス・サーキット・アンヘル・ニエト
5月16日フランスル・マン・プガッティ・サーキット
6月6日カタルーニャカタロニア・サーキット
6月27日オランダTT・サーキット・アッセン
8月15日オーストリアレッドブル・リンク
9月18日サンマリノミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
9月19日サンマリノミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ

この記事を書いた人
◇ MC・パーソナリティ・俳優 ◇ 趣味:二輪車・電動バイクの試乗 ◇ 埼玉出身・東京在住 ◇ 環境問題パーソナリティ
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