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F1開幕を記念してHondaウエルカムプラザ青山に歴代F1が集合!|青山ホンダ本社で4月19(月)まで特別展示中。

Reporter:高山正之/1955年山形県生まれ 時々物書き。
2020年7月に46年務めた本田技研工業(二輪車広報マン)を65歳で退社。
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Honda F1ラストイヤーにふさわしい挑戦の歴史が凝縮

東京都港区のホンダ青山本社1階のパブリックスペース「Hondaウエルカムプラザ青山」では、F1開幕を記念して歴代のF1マシンを特別展示しています。

FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)は、3月26日-28日のバーレーンGPが開幕戦で、今シーズンは、12月10日-12日のアブダビGPまでの”全23戦”で熱い戦いが繰り広げられます。

そして、ホンダにとってパワーユニットサプライヤーとしてラストシーズンとなる特別な1年になります。

特別展示は、3月23日(火)にスタートしました。幅広い年齢層のファンが熱心に撮影していて、少しでも長くHonda F1と接していたいという想いが伝わってきました。

期間限定の展示ですから、この機会にぜひご覧になってください。では、特別展示の様子をご紹介いたします。

館外から見たウィンドゥディスプレイには、「夢は挑戦の先にしかない」という強い想いのメッセージと4名のF1ドライバーが迎えてくれます。

今シーズンがF1デビューイヤーとなる ”角田裕毅” 選手の応援パネル。等身大パネルも展示され大きな期待が寄せられています。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダからの参戦です。

2019年 Red Bull Racing RB15
ドライバー:マックス・フェルスタッペン
(2021年シーズンのカラーリングを施しています)

2019年は、マックス・フェルスタッペン選手によってオーストリアGPで優勝。ホンダが2015年にF1復帰以来の初優勝でした。

2019年 RA619H

2019年 Red Bull Racing RB15に搭載されたパワーユニット「RA619H」。


2006年 Honda RA106
ドライバー:ジェンソン・バトン

完全ワークス体制(エンジンとシャーシの開発と製作)となったこのシーズンは、 ジェンソン・バトン選手によってハンガリーGP優勝という栄冠に輝きました。

2006年 Honda RA106と搭載エンジンRA806E

水冷90°V型8気筒2400cc  最高出力は700PS以上を誇りました。


1987年 Lotus Honda 99T
ドライバー:中嶋悟

1987年は、鈴鹿サーキットで初めてF1グランプリが開催された年。F1レギュラードライバー中嶋選手の誕生によって、日本にF1ブームが巻き起こりました。中嶋選手のチームメイトは、後の世界チャンピオン、アイルトン・セナ選手でした。

1987年 Lotus Honda 99Tと搭載エンジンRA167E

水冷80°V型6気筒 DOHCツインターボエンジン。1494ccで、最高出力1000PS以上を誇りました。



1967年 Honda RA300
ドライバー:ジョン・サーティース

イタリアGPで優勝し、ホンダF1は2勝目を挙げました。エンジンは、水冷90°V型12気筒DOHC 2992cc。最高出力は420PS以上。

1967年 Honda RA300

当時のF1カーは、スタイリングの特徴から、葉巻型と呼ばれていました。

1967年 Honda RA300

エキゾーストパイプを3本ごとまとめた4本の排気管は、圧巻の一言。 この当時のマシンは、エンジンが丸見えです。

1967年 Honda RA300

コックピットを間近に見られる機会は貴重です。実にシンプルな計器類です。



■イベント名:2021年シーズン F1開幕記念展示
■特別展示期間:2021年3月23日(火)~2021年4月19日(月)
■場所:Hondaウエルカムプラザ青山 
東京都港区南青山2-1-1    Honda青山ビル1階
■開館時間:10:00~18:00 (休館日:ゴールデンウイーク、夏季休暇、年末年始)
■入場料:無料
■最寄り駅:東京メトロ銀座線、東京メトロ半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目」駅 下車5番出口すぐ


■Hondaウエルカムプラザ青山のホームページ
https://www.honda.co.jp/welcome-plaza/
※来場の際は、新型コロナウイルス感染防止のため、入館時の検温とマスク着用にご協力ください


■Honda.Racing Formula1 Page
https://honda.racing/ja/f1


■2021年03月29日 追記 速報とリザルト  Honda.Racing Formula1 Pageより
フェルスタッペンが2位に入り、Hondaとしては通算200回目の表彰台登壇。デビュー戦の角田裕毅は9位入賞を果たす


この記事を書いた人
◇高山農園主・時々物書き ◇ 山形県 現庄内町生まれ ◇ 1994年 埼玉県で高山農園をスタート ◇ 2020年 65歳で本田技研工業(二輪車広報マン)を退社
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