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【速報】人気のホンダ「ジャイロ」(三輪バイク)が、電動バイクになって来春発売予定!

本日発売が発表されたHonda「GYRO CANOPY e:」と「GYRO e:」(向かって左と真ん中)。右は2020年4月から販売されている「BENLY e:」


SPANGSS編集部

本田技研工業株式会社は、「GYRO e:」と「GYRO CANOPY e:」を来年の市販予定車として、本日2020年12月11日に発表。 法人向けのビジネス用電動バイクを「Honda e: ビジネスバイク」として展開する。


Hondaは、ビジネス用電動三輪スクーターの市販予定車として「GYRO e: ジャイロ イー)」(来春発売予定)と、屋根付きの「GYRO CANOPY e: (ジャイロ キヤノピー イー)」(来夏発売予定)を発表した。

ホンダの「ジャイロ」シリーズは、配達に便利な大型・低床のリアデッキを採用した三輪スクーターで、街で見かける機会も多いバイクだが、この「ジャイロ」シリーズに、電動バイクが加わる事になる!

Honda「GYRO e:」
Honda「GYRO e:」

「GYRO e:」は、2019年の「第46回東京モーターショー2019」で、プロトタイプとして発表され、販売を期待されていた1台で、いよいよ”来春”に市販される予定だ。

Honda「GYRO CANOPY e:」
Honda「GYRO CANOPY e:」

「GYRO CANOPY e:」は、1990年の発売から30周年を迎えた今も、積載性に優れ宅配などのビジネス用途で活躍している、屋根つきの原付三輪スクーター「ジャイロキャノピー」のコンセプトを継承した電動三輪スクーターで、こちらは”来夏”の市販予定。


この2台のスペックや、価格などはまだ未公表だが、すでに2020年4月より法人向けにリース販売している、ビジネス用電動二輪車「BENLY e: (ベンリィ イー)」シリーズと同じく、交換式のバッテリー「Honda Mobile Power Pack(ホンダ モバイル パワー パック)」を搭載している。

Honda「BENLY e:」 企業向けにリース販売中(73万7,000円~)

「BENLY e:」シリーズの価格は、73万7,000円~だが、国や自治体のEV助成金が活用できる。

郵便仕様の「BENLY e:」

既に「BENLY e:」は、日本郵便が”配達業務時の持続的な地球環境貢献”を行うため、2020年1月より集配車として採用しており、2020年度中に「2200台」が導入予定だ。


「Honda e: ビジネスバイク」シリーズはバッテリー共有が可能!

「Honda e: ビジネスバイク」シリーズ

この「Honda e: ビジネスバイク」シリーズは、共通の交換式のバッテリー「Honda Mobile Power Pack」を使用しているため、例えば同じ事業所内で、車種をまたいだバッテリーの共有ができる。

交換式のバッテリー「Honda Mobile Power Pack」

充電器が置かれた事業所や充電スポットで、充電済みのモバイルパワーパックに直ぐに交換する事ができるので、充電時間を待つことなく走行が可能だ。


「GYRO e:」と「GYRO CANOPY e:」の登場によって、デリバリー業界でも「脱炭素」が普及する1歩になりそうだ。

なお、現在人気のエンジンの「ジャイロX」と「ジャイロ キャノピー」は、「GYRO e:」と「GYRO CANOPY e:」の登場以降も継続して販売されるとの事だ。


■「GYRO e:」「GYRO CANOPY e:」 NEWSリリース

Honda HP

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