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ヤマハなのにホンダ製バッテリー搭載車も有り!? 「東京オートサロン2024」に初出展するヤマハ発動機の注目EVモビリティ、8機種を紹介!


Reporter:近藤スパ太郎 Profile Page
2007年にInter FMでスタートしたエンタメと環境をテーマにした「ESSENCE OF STYLE」のパーソナリティを担当。以来、環境目線での取材やレポート活動を多く展開している。


毎年1月に開催される「東京オートサロン」は、一昔前まではチューニングカーや、カスタムカーの祭典というイメージが強かった。(現在もその要素が強くあるのは事実ではあるが)
だが昨今では、隔年で開催される旧・東京モーターショー(2023年はジャパンモビリティショーとして開催)よりも、各大手メーカーが毎年 新作車やコンセプトモデルを発表するイベントとしても注目されている。


2023年のジャパンモビリティショーでも、数多くのEVモデルを展示したヤマハ。ステージイベントでは電動トライアルバイクのデモンストレーションをはじめ、自立して倒れない最新のセンサー技術を搭載した「MOTOROiD2」とダンサーとの共演も話題になった。

2024年1月12(金)~14(日)に開催される「東京オートサロン2024」に、ヤマハ発動機が初出展を発表し、EVモビリティ計8モデルのプロトタイプを展示される事が早くも話題になっている。


電動モビリティの取材を長年行い、現在 三栄(オートサロンの主催者)が出版するバイク誌「モトチャンプ」でも、電動バイクの連載コーナーを持つボク・スパ太郎が注目しているのは、ズバリこれだ!

スパ太郎的注目 No1はこれ!

小型低速EV汎用プラットフォーム
「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」


1~2人乗りの低速パーソナルモビリティとしての活用を想定した、研究開発中の「汎用プラットフォーム」で、つまりこのシャーシをベースに上の車体を自由に搭載可能……という提案だ。

車体の複数連結が可能で、バッテリーも複数搭載が可能 など、目的によって変更可能な自由度の高さが特長だ。

モーターはヤマハ製だが、バッテリーには「Honda Mobile Power Pack e:」(以下、ホンダMMP)を搭載する。

ヤマハなのに、ホンダのバッテリーを? と思う方も多いだろう。
実は2019年4月に、日本国内における電動二輪車の普及を目的に、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキのバイク4メーカーが「4社共通の交換式バッテリーと交換システム」の実現に向けて「電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアム」が発足した。

因みにこの時点でホンダは既に、自社で開発した交換式バッテリー、ホンダMMPを自社のビジネス系電動バイクに搭載していた。

その後の2021年3月には、ホンダMMPのバッテリー規格の電圧や縦横サイズに沿う形で、コンソーシアムの規格が発表された。つまりホンダが先行ではあったものの、規格統一されたバッテリーサイズや電圧であれば、各社が自社開発しても良いことになったのだが、現状ではホンダMMP独占市場で、実証実験中のスズキの電動スクーター「eバーグマン」にも、ホンダMMPが搭載されている。(もちろん各社でバッテリーの開発はしている筈ではあるが…)

バッテリーシェアリング事業にはエネオスも参入して、現在5社が出資した「ガチャコ」が、法人向けのシェアリングサービス提供中で、2024年には個人向けサービスも開始する予定だ。

ホンダMMP バッテリー交換ステーション。23ジャパンモビリティショー ホンダブースにて


これがホンダMMP!


ホンダMMPは少しづつ進化しているものの、現在は1個が、定格電圧 50.26V、定格容量26.1Ah、定格電力量は約1.314kWh。
詳細はホンダMMP公式ページ参照
https://www.honda.co.jp/mobilepowerpack/
https://global.honda/jp/tech/Honda_Mobile_Power_Pack_MPP/


話を戻すと、コンセプトモデルではあるものの「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」はバッテリーを複数個搭搭載する事も可能との事なので、どんな風に車載するのか、どんなモーターを搭載しているののか(する予定なのか?)にも注目して、オートサロンの会場で確認したいと思っているボクです。



スパ太郎的注目 No2はこれ!

Concept 682(プロトモデル)
《共創パートナー》 ビブラント(株)



乗る楽しさや所有する喜びを叶えつつ、自分好みのアレンジやカスタムにも応えるホースライド型の4輪駆動電動モビリティ。カスタムを容易に楽しむことのできるモジュラー構造が特長。

ボク的には、
①跨って乗るバイク型モビリティであること
②ハンドルもバイクと同じ形状のバーハンドルであること
③ヤマハモーターサイクルの系譜を感じさせる「ストロボデザイン」のカラーリング
他にリースに記載はないけれど、リーン(コーナー走行時などに車両が傾く)機能もありそうだな? などに注目している。


その他、注目のEVモビリティ6機種!

Concept 350(プロトモデル)
《共創パートナー》 リゾートトラスト(株)


風を切る爽快感が味わえるリゾート向け1人乗り電動モビリティ。スタイリッシュなデザインと卓越した操縦安定性に加え、十分な積載スペースによりリゾート施設内での自由な移動を実現。

ボク的には、リゾートホテル・エクシブなどを運営するリゾートトラストが共創パートナーであることに注目。もう既にリゾート内を走っているのかな? 車載スペースはゴルフ場を想定している? それにリゾート内は坂も多いから登力坂力などの走行性能も確認したい!


Concept 294(プロトモデル)
《共創パートナー》 ソニーグループ(株)、二葉工業(株)二葉家具


都市生活における便利でスタイリッシュな移動手段として、幅広い年齢層の新たなライフスタイルにも応える近未来的都市型3輪パーソナル電動モビリティ。北欧風のデザイン、IoTの融合による利便性などが特長。

ソニーがどんな風に関わっているのか? ヤマハはフロント2輪は得意な分野でこの車両もリーン走行が可能とのこと。どんな構造を採用しているのかにも注目したい。


Concept 160 (プロトモデル)
《共創パートナー》Higraph Tokyo


モビリティの枠を超えて自由な魅力を纏ったミニマムサイズ の1人乗りオフロード電動モビリティ。ユニセックスかつ都会的なセンスに加え、自然を愛する気持ちや自由な心を表現したスタイリングが特長。各種機能を備えた発光 LED ストライブを装備する。

室内空間は窮屈じゃないの? オフロード性能がどの程度あるのか、オフ好きなボクは興味津々。


Concept 580 (プロトモデル)


畑地や不整地など、多様な路面環境での敏捷な移動性と、スマートな使い勝手を提供する2人乗り電動モビリティ。2人乗車を可能としながら軽量・コンパクトな設計により優れた電費を実現。

こちらもヤマハが得意とするジャンルの一つである、バギー。共創パートナーの表記が無いので自社開発なのであろう。低速トルクはエンジンよりも電気モーターの方が有利だ。どんなモーターを積み、どんな走行性能を持つのか開発者に聞いてみたい。

因みにバギー車としては、ジャパンモビリティショーにも展示されていた、水素エンジンのバギー「YXZ1000R」も展示される予定だ。



Concept 310 (プロトモデル)
《共創パートナー》 SKIPPER (株)TOP


「フィッシングボートを搭載するトレーラーの牽引」など、マリンレジャー用途に特化した2人乗り電動ユーティリティモビリティ。オリジナルエアサスペンションの装備やスポーツシート等によるアメリカンカスタムに加え、小型軽量なe-Axleの搭載により高電費を実現。

ボードの開発販売も行うヤマハ発動機ならではのレジャービーグル。外観が似ている電動ゴルフカートも展開するヤマハだが、何がどう違うのかヤマハブースで確認したい。

Concept 451 (プロトモデル)
《共創パートナー》 Final Aim Inc.


農地/中山間地での簡単な作業をより軽快で楽しくする力強さと機動力を併せ持つ1人乗り電動モビリティ。パワフルな動力性能で、農地や不整地での移動や牽引作業も行う。

作業車だが、ヤマハ発動機らしいエンジョイメントを採り入れているそう。どんな楽しさなのか確認したい。


と以上の、注目を浴びる「EVモビリティ合計8機種」が展示される。


他にもエンジン車ではあるが、12月8日に発売となった話題の市販モーターサイクル「XSR125 ABS」(原付二種)の展示もある。

市販車「XSR125 ABS」
50万6000円 [消費税10%含む]

初出展のヤマハブースがどんな演出になるのかも、楽しみですね!


■ヤマハ発動機 東京オートサロン2024 出展場所
幕張メッセ(日本コンベンションセンター)北ホール9


■東京オートサロン2024
開催日:2024年1月12(金)~14(日)
※一般公開日は13(土)~14(日)
公式HP:http://www.tokyoautosalon.jp/2024/


この記事を書いた人
◇ MC・パーソナリティ・俳優 ◇ 趣味:二輪車・電動バイクの試乗 ◇ 埼玉出身・東京在住 ◇ 環境問題パーソナリティ
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