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16歳以下免許不要の「電動サイクル」プチインプレ!| HELLO CYCLINGで特定原付のシェアリングサービスが始まった!



Photo by:近藤スパ太郎・OpenStreet
Reporter:近藤スパ太郎 Profile Page
埼玉生まれ埼玉育ち。現在は東京に潜伏するも本籍を埼玉に置く埼玉県人。環境問題をテーマにした番組パーソナリティを担当して以来、電動バイク・電動モビリティも追っかけている。

昨年の「ジャパンモビリティショー」でお披露目された電動マイクロモビリティ「電動サイクル」が、いよいよシェアリングサービスで乗れるようになった。先ずは埼玉・千葉のみ…だが、全国7400ヵ所にステーションを展開する「HELLO CYCLING」だけに今後は全国にも普及しそうだ。
フル電動なので漕ぐ必要がなく、最大航続距離は40km。 早ければ今年’24年の春ごろには一般販売発売されるかも? との情報も入手した!

電動モビリティ追っかけタレントの近藤太郎です。
いや~、電動バイクって面白い!

ついに登場した、特定原付の「電動サイクル」をチョイ試乗しましたので、プチインプレをお届けします。

特定原付「電動サイクル」。フル電動でサドルの高さも簡単に変えることが可能!


これは楽しい! 快適!
スロットル操作で風を切って走り出す。走行音は殆どなくとても静かで、走行風が気持ち良い。フル電動なので漕がすに走るこの快適さ!

流行りの「電動キックボード」と同じカテゴリの「特定原付」車両で、最高速度は20km/hだが、タイヤが大きく路面の凹凸の影響はさほど受けない。座って乗れるため乗り心地が良く、安定感もある。

走る場所は、基本は「車道」や「自転車道」が基本。 だが、モードを切り替えることで 最高速6km/hとなり、このモードのみ ”歩道通行可”の標識がある一部の「歩道」も走ることができる。

でも正直なところ、最高速6km/hは「こんなに遅いの?」と予想以上に遅く、バランス操作は少し難しくなる。(電動キックボードの場合はもっと難しい) まっ、歩道走行はあくまでもメインではなく、サブ的だったり、やむを得ないばあい…かな。

「電動サイクル」は、移動がとても楽しく快適な、新しい乗り物だ!
レンタル料金は15分200円、12時間4,000円 / HELLO CYCLING で借りられる。


HELLO CYCLING」は、全国7400ヵ所、累計会員数300万人が間近の国内最大規模のシェアサイクルサービスで、ソフトバンク傘下のOpenStreet社(本社:東京都港区/代表取締役社長CEO 工藤智彰)が運営している。

「電動サイクル」は、2023年7月1日に施行された改正道路交通法によって生まれた車両の新区分「特定小型原動機付自転車 (特定原付)」の乗り物で、何かと話題の「電動キックボード」同じカテゴリで、16歳以上なら”免許不要”で乗ることができる。

特定原付は、ラストワンマイルの課題を解決する新しいモビリティとなるのか、今後どういった利用が可能なのか、今最も注目されている乗り物である。


”座って乗れる特定原付” の、シェアリングサービス導入は国内初で、2024年1月30日から先ずは千葉市に、続けて2月1日からはさいたま市で 運用が始まった。(千葉市:開始時20台、3月までに200台。’25年3月まで600台導入予定 / さいたま市:開始時5台、5月までに100台導入以降の台数未定)


※さいたま市と千葉市の導入、HELLO CYCLING については 下記でリポートを展開中
「埼玉vs千葉」の争いが「電動サイクル」の導入で勃発? ソフトバンク傘下のHELLO CYCLINGが、電動特定原付のシェアリングサービスを開始した!』 (2024年2月7日 記事)


こちらの記事では、「電動サイクル」の車両について紹介します~。

電動サイクルは、こんな乗り物だ!

■「電動サイクル」SPEC.
●全⻑×全幅×全高mm:1280×535×1040mm(固定) ●重量:約20kg ●乗⾞定員:1名 ●最⾼速度⾞:道専⽤モード:20km/h 歩道可モード:6km/h ●駆動⽅式:500Wインホイルモーター ●制動装置⽅式:機械式ディスクブレーキ ●標準駆動電圧:48V ●ホイルベース900mm ●タイヤサイズ:14インチx2.125インチ ●満充電時航続距離:約40km


「電動サイクル」は、電動モビリティの開発販売を行う和歌山県に拠点がある glafit社 とOpenStreetが共同開発をし、昨年のジャパンモビリティショーでお披露目された車両である。
当初は’24年中に一般発売されると発表されていたが、時期を前倒しして、今年の春の販売に間に合うように準備を進めているらしい。。

フレームやタイヤ、車両形状などの基本構造は、glafitが販売するペダル付き原付一種のモペッドとして実績がある「GFR‐02」をベースに、シェアリングサービス用の特定原付車両として、専用設計されている。


■「電動サイクル」の特徴
・座って乗れる
・漕がずにフル電動で走る
・タイヤが大きく走行時の安定感がある
・最高速度は20km/h と6km/h(歩道走行時)の2パターン
・航続距離が長い(最大40km)
・16歳以上免許が要らない特定原付



■座って乗れる

自転車の様に座って乗れるスタイルのため、乗車時の重心が低く、自転車に乗れる方なら違和感なく乗る事が出来る。


サドルの高さはクイックレバーで簡単に調整が可能。小柄な方から高身長な方までに対応している。



■漕がずにフル電動で走る

タイヤの内側の中央にある ”黒い丸い物” がモーター。タイヤ(ホイール)の内側に搭載するため、インホイールモーター(ホイールインモーター)、またはハブモーターと呼ぶタイプだ。 出力は500Wあり、勾配29%の急坂も走れる登坂性能を持つ。

「電動サイクル」のモーター特性はベース車両の「GFR‐02」とは大きく違う。原付免許が必要な「GFR‐02」だが、モーターの定格出力は 250Wと「電動サイクル」の500Wよりも小さい。「GFR‐02」では急な登り坂などではモーターの力にプラスして、ペダルを漕ぐ ”人力”がアシストするためだ。「電動サイクル」はモーターのみで走るため、より登坂力があるモーターを搭載している。

右グリップの内側がスロットルで、バイクの様に手前に回すことで走ることができる。他の「特定原付」車両には、レバー操作で走るものもあるが、日本人はレバー操作の乗り物に慣れていないこと、繊細なスピード調整はスロットルの方がしやすい事が、スロットルを採用している理由である。

因みに、ブレーキレバーを握ると、スロットルを開けていてもモーターからの電流が遮断される仕様になっている。

ペダルはあるが、漕ぐことは出来ず、あくまでも足を乗せるステップ。


■タイヤが大きく走行時の安定感がある

「電動キックボード」はタイヤが5~8インチと小さく、道路の段差や凹凸、小石などでもハンドルを取られやすい。だが「電動サイクル」はタイヤが14インチと大きく、キャスター角も少し寝かせて、5.2cmの段差でも超えられる設計にしている。

タイヤは CST製の電動バイク専用タイヤを履いている。 また、前後にディスクブレーキを採用して、ブレーキの制動性能を高めている。



■最高速度は20km/h と6km/h(歩道走行時)の2パターン

写真は歩道走行可能モードの表示


走行モードは2つあり、走行できる場所はモードによって異なる。「M」のモードボタンで切り替えが可能。

①車道モード: 最高速度は 20km/h。このモード時には、グリーンの最高速度表示灯が ”常時点灯” 状態になる。走行できる場所は「車道の左側」と「自転車道」。

②歩道走行可能モード: 最高速度 6km/h。このモード時のみ、道路交通法上の「”特例”特定原付」となり「歩道走行が可能」。 このモード時には、グリーンの最高速度表示灯が ”点滅” して、周囲にも「歩道走行が可能」であることを知らせる。
但し、走れる歩道は「自転車走行可能」な道路標識がある場合のみで、「歩道の中央から車道寄りの部分又は普通自転車通行指定部分を通行」しなければならない。 また「道路左側の路側帯(歩行者用路側帯を除く)」も通行することができる。

自転車走行可能な歩道の標識


このグリーンのランプが最高速度表示灯。歩道走行可能モード では点滅して、周囲にも「歩道走行が可能」であることを知らせる。 右左折時には黄色に光り、ウインカーの機能も持つ。



■航続距離が長い(最大40km)

glafitマークの黒い物が、リチウムイオンバッテリー。バッテリー容量は非公表だが、満充電時の航続距離は「約40km」となっており、かなり広範囲の移動が可能だ。管理者の充電やメンテナンスのためにバッテリーを外すことも可能だが、通常時は外せないようにロックされている。


「電動サイクル」どうやって借りるの?


「千葉市」と「さいたま市」からシェアリングサービスが始まったが、利用には「HELLO CYCLING」のアプリが必要。 車両に通信機能が付いたスマートロックを搭載し、車両の予約、貸し出し時の車両ロック解除、貸出中の施錠や解除、車両の利用時間管理、返却時も全てアプリで操作で行うのだ。

アプリには、16歳以上であることの証明書(マイナンバーカードやパスポートなど)や、クレジットカード情報を登録。
また事前にアプリ内にある計12問の、「特定原付」に関する交通ルールテストに合格する必要がある。

※ステーション場所表示のイメージ(都内に電動サイクルのステーションはまだ在りません)

ステーションの場所、レンタル可能な車両の空きの有無、その車両のバッテリー残量、走行可能距離もアプリ内で確認でき、車両を予約する事も可能だ。予約の有効時間は30分で、この間は料金が発生しないのは有難い。 もちろんポートに行って空き車両があれば、その場で車両のQRコード読み込んで直ぐに借りる事もできる。

この日はメディア向けの試乗体験日で、スタッフがアプリの使い方をデモンストレーション

返却は、アプリ内にある返却可能なステーションの、このラックに戻して、アプリで返却操作をすれば、自動で施錠されて返却完了!


電動サイクル・特定原付の交通ルールがわからない…

「特定原付」は、2023年7月に施行されたばかりの新区分。走って良い場所にも決まりがあり、右折時は二段階右折、一方通行の逆走禁止(自転車を除く 表記がある場合は可能) 、など「特定原付」独自の交通ルールがある。

自動車免許や二輪免許を所有するボクではあるが、今回「ん? どうなっているの?」と心配になった。

でも大丈夫! 誰もが見られるHELLO CYCLING HP内(こちら) で、いつでも交通ルールの勉強や、確認が可能だ。もちろん、アプリ内のテスト前に予習しておくことも可能である。


まだ千葉市とさいたま市しかシェアリングサービスが始まっていないのに、今回のプチ試乗がとても楽しく、いつでも乗れるように「HELLO CYCLING」のアプリを直ぐに登録してしまったボク。

glafitからの一般販売も、待ち遠しいなぁ~!
(’24年春の発売を目指している…という情報に期待したいなぁ… )

「電動サイクル」一度乗ってみるときっと移動が楽しくなりますよ! by:スパ太郎



■関連記事
「埼玉vs千葉」の争いが「電動サイクル」導入で再燃!? ソフトバンク傘下のHELLO CYCLINGが、電動特定原付のシェアリングサービスを開始した!』(2024年2月7日公開)


■「電動サイクル」千葉市 さいたま市導入公式リリース
https://www.hellocycling.jp/info/news/2024/01/24/1756/

■北海道から沖縄まで 全国でシェアリングサービス展開中!
「HELLO CYCLING」公式HP こちら
https://www.hellocycling.jp/


■「電動サイクル」製造元 glafit HP
https://glafit.com/






この記事を書いた人
◇ MC・パーソナリティ・俳優 ◇ 趣味:二輪車・電動バイクの試乗 ◇ 埼玉出身・東京在住 ◇ 環境問題パーソナリティ
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