Report : hanaka(大妻女子大学3年生)
Photo by:SPANGSS編集部
撮影協力:東急自動車学校
初めまして!
大妻女子大学 多摩キャンパスに通うhanakaです。人間関係学・福祉学を勉強中で、文化祭実行委員会のメンバーでもあります。
運転は怖いし、移動は公共交通機関で十分だから「自動車免許は必要ない」…と思っていた都内住みの私ですが、親の強い意向や、社会人の従姉妹からの薦めもあり、渋々自動車教習所に通う事になりました。しかも父の一方的な指令で、MT(マニュアル)免許コースです。
ですが、今では運転する事、教習所に通う事も少し楽しくなって来ました。
というのも、私にとってとても長かった第一段階(所内教習・最短15時限のはずがオーバーして20時限乗車)が終わり、ようやく少しまともに運転出来るようになり、先生の指導通りにやれば、こんな私でも運転できる自信がついて来たのです。
この免許取得体験リポートを書いている今は、一般道を走る第二段階の「路上教習」に入っています。
文化祭実行委員会の活動、日頃の授業や試験、バイトの合間を縫って教習に通っている為、ここまで6カ月も掛かってしまいましたが、教習開始から9ヵ月で教習を修了しなくてはならず、今後は集中して通わないと…。
今では「まぁ、自動車免許はあっても良いか!」と少し思う様に変わった私の、「自動車免許取得までのレポート」を、3回シリーズでお届けします。
リポート1回目の今回は、「自動車免許は要らない!」と思っていた理由や取る事になった経緯、調べて分かった自動車教習所のタイプ、都内5つの教習所を調べて「東急自動車学校」に通うことになった理由などを忖度なしでお届けします。
※リポート②「教習開始 ~ 仮免許取得 までのドキドキの第一段階レポート」記事は【コチラ】※7/12公開
PS, 大妻生、多摩地域の学生の皆さん、「東急自動車学校」お薦めですよ!
私が「自動車免許は要らない!」と思っていた理由は複数あります。
通っていた高校が、在学中に教習所に通う事を禁止していたため、友達との会話に殆ど出なかったことも大きいと思います。
■免許は要らないと考えていた理由
・都内移動は公共交通機関で十分に足りている
・事実、母は免許を持っているのに全く運転しない
(家にクルマは有るのにペーパードライバー歴20年、当然ゴールド免許!)
・クルマは怖そうというイメージがある(事故に遭ったりする)
……などなど。
特に最後の「怖そう」というイメージが強く、自分が事故を起こしたり、事故に巻き込まれたりしたくない! と思っていたのです。
ところが、全く運転をしない母から「持っていた方が良いよ!」と意味不明のアドバイスを受けました。(なんで??)
少し前に大学を卒業した、社会人の従姉妹2人からも、
「社会人になってからは取りにくいから、学生のうちに取った方が良いよ」
「都内の企業でも営業職とか、運転しなくてはならない職業もあるから、就職にも有利だよ」と言われました。
さらに父からは「免許取得は道路交通法を学ぶ良い機会だぞ! どういう教習所が自分に合っているのか調べてみな」と指令があり、気乗りがしないまま教習所を数件調べてみたのです。
そんな時期(大学1年生の3月頃)に、久しぶりに仲が良い高校の同級生に会うと……
「もう私取ったよ」
「私も今通っているよ~」
「免許取ったらドライブに行こうよ」
「旅行先でレンタカーも借りられるしね!」
と、もう複数人が取得済み。さらに教習中の人もいて、私だけちょっと出遅れた感。
特に海外に引っ越す友達は、「現地での通学にクルマが必要で、日本で取得して国際免許で乗る」と言う。
そっか、日本で自動車免許を取得すれば、国際的な資格にもなるんだぁ~! と知りました。しかも申請するだけ(申請費用:2350円)で国際免許証を作れるなら、とてもお得な国際資格だなぁとも思いました。
友達が免許を取る理由は様々でしたが、共通していたのは「運転するかしないかは別としても、持っていて損はないと思うから」でした。 まぁ確かに「資格」だから持っていて損することはないとは思う。まぁそうなんだけどね。
どんな自動車教習所があるのか調べてみると、「合宿免許」と「自宅や学校から通う」の大きく2パターンに大別されます。
合宿免許は、大学の購買部にも資料が沢山あり、新潟や東北地方の合宿情報がありました。父も昔、大型二輪免許を沖縄の合宿免許で取得したそうで、未だに当時の合宿生や教習所の方とも連絡を取り合う仲。「色々な繋がりが出来るよ」と薦められました。
合宿免許は、短期間で比較的安く取れるメリットはあるのですが、2週間~3週間弱の期間、ガッツリとスケジュールを確保する必要があります。 4カ月先の8月の時期は、もう既に予約が殆ど埋まっている状態。秋以降は授業スケジュールや文化祭実行委員の活動の日程が読めず、私には向かないかも…。
高校の同級生たちは「通い」で取ったそうで、私も自宅や大学から通いやすそうな教習所「計5校」を調べてみました。すると教習所によって費用、予約枠数、オーバーした時に費用が無料有料か…など、様々な点で違う事が判明しました。
入所前に「無料の体験教習」を行ってる所もあり、運転の体験をしに行ってみました。「おぉ、私の運転で動いている…!」とドキドキ。
でも体験後に詳しく聞くと、基本プランでは予約がかなり取りにくく、殆どの方が毎日キャンセル待ちに来ているそう。技能教習の優先予約ができるプランは、費用が結構高いのがネック。
大妻女子大学多摩キャンパスから直ぐ近く(2件隣り)の「東急自動車学校」は、大学の購買にもパンフレットが置いてあり、同級生も何人か通っています。ここも無料の体験教習(オープンスクールと呼ぶ)があり、参加してみることにしました。
参加して詳しく聞くと、大妻女子大生に限らず「提携大学の学生はかなりお得」「学科教習はオンラインでも自分のPCやスマホで受講できる」「スクールバスはルート上なら乗り降り自由(キャンパス前も通る)」と知り、通うならここだ!と、入校手続きをした…という訳です。
※校内は撮影禁止ですが、SPANGSSレポートに当たり撮影許可の協力を頂いています
東急自動車学校は、開放的なエントランスが迎えてくれました。箱根駅伝でお馴染みの、中央大学や帝京大学、国士館大学などの幟があり、大学が多い多摩地区の学生が多く通っている印象でした。
「大妻の文化祭、毎年楽しみにしていますよ!」 とキャンパスの地元ならではの好歓迎ぶり。私が文化祭実行委員でもある事を伝えると、少し話が弾みました。
オープンスクールでは、先ずは教習所内を案内して頂きました。
2Fに上がると、エントランス、教習開始時に担当指導員が迎えてくれる四輪ラウンジを見下ろせます。写真の右側には広いカフェスペースも有ります。
東急自動車学校の敷地は東西に長く、校舎を中心に東側が四輪車やトラック等の専用コース。
2Fロビーへ向かう廊下も開放感ありあり!
受付前のロビーも広く、写真の左側には最新情報が確認できるインフォメーションラウンジがある。
3Fに各教室がある。窓の向こうは西側の二輪車専用コース。四輪と二輪コースが分かれているのは良いかも?
ここは学科試験に向けて自習ができる効果測定自習室。
企業向けの研修を行っている教室もありました。
「自動車免許が必要な職業も多くあり、当校では企業様の研修も行っているんですよ」と担当者。
『実は自動車免許は就職活動にも有利だよ! と社会人の従姉妹からも言われました。親にも取れと言われているんですが、私自身はまだあまり気乗りしていないんです…』と伝えると、
「就職が内定した大学生が、大学卒業までに駆け込みで免許を取りに来る方も多いですよ」と教えてくれました。
なるほど、そうなんだ……。 社会人になったら通い難いのはなんとなくわかる。 それにまだ自分がどんな職業に就くか未定の私。やっぱり今のうちに取っておいた方が良いのかなぁ…と、考え直す切っ掛けになりました。
そして運転の体験もしました。
先ずはシート調整の方法を。これは他校でも体験したので少し分かります。
「なかなか上手ですね」と褒められて、ちょっと嬉しい私。
……でも写真を見て気が付いたのですが、直線なのに指導員にハンドルを操作して貰っていた様でした(あれっ~! 汗!
周囲に緑が多いのも、都心の教習所とは違う点です。
全車両のナンバーが「109」とは、さすが東急自動車学校。
オープンスクールを体験した去年初夏の教習車はマツダ・アクセラでしたが、今は新車のトヨタ・アクシオに代わっています。
運転体験を終えると、教習コースや料金を詳しく聞きました。
もちろん「高校生学割」や「大学生学割」もあり、提携大学の学生は「購買部料金」という更にお得な料金設定があります。現在大学生協提携校が22校、大学生協事業連合の提携校も90校近くもあり、大妻女子大も提携大学です。
これは、オープンスクールで貰った「+2回クーポン」!
基本料金プランでも、技能教習(運転)の予約枠数を「3枠」を持てます。 オープンスクール体験者は更に「2枠」がプラスになるクーポンが貰え、全部で「5枠」になります。
事前の「オープンスクール体験」をした方が、絶対にお得です!
他校では、オプションの「技能教習優先予約プラン」は入校時に決めないとダメな所もありましたが、東急では通い始めて必要になったら追加が可能。しかも1・2段階それぞれでの追加が可能でお財布にも優しい。
「先ずは基本プランで通い始めて、必要になったら考えれば大丈夫ですよ」と受付の方。とても親切なシステムだと思います。
それと、技能教習を何時間オーバーしても”追加料金”や、”技能検定再受験料”が掛からないオプション、「安心パック」もあります。 一般は14000円なのですが、これにも学割があり、もちろん私は付けました!
私がとても便利だと思うのは、オンライン学科教習。
これは学校でのリアル授業の他にも、PCやスマホで自宅からでもオンデマンド受講ができる物です。オンライン教習が可能な教習所も徐々に増えているそうですが、私が事前リサーチした都内5校の中では、東急だけでした。
わざわざ学科の為だけに時間を掛けて通わなくて良い点も、東急自動車学校に決めた大き理由になりました。
スクールバスも路線が沢山!
大妻のキャンパス前を通る路線もあり、小田急線も京王線も通る多摩地区の拠点、多摩センター駅にも路線があり、とても重宝しています。
実は校内を案内して貰った時に、廊下の壁に”交通標識の一覧表”が貼ってあり「これを全部覚えるんですよ」と言われました。
「うわぁぁ~~~ …… 」
元素記号の数を遥かに超えるマークや意味をこれから覚えるのか…。大変だなーーと、少し憂鬱な気持ちに。それと、運転が怖いという不安は消えないままでしたが、こうして私の自動車免許取得が始まったのです。
「申し込みをした!」と高校の同級生にLINEをすると、「私もう取ったよ!」と、さらに免許取得者が増えてました…。
おーっ、皆もあの交通標識一覧を全部覚えたのか…!!
【続く…】
■リポート②「教習開始 ~ 仮免許取得 までのドキドキの第一段階レポート」記事はコチラ
※7/12公開
■私が通う東京多摩地区の「東急自動車学校」
https://www.109n.jp/