埼玉県の片隅 の家庭菜園からお届け
Reporter:高山正之/1955年山形県生まれ
2020年7月に46年務めた本田技研工業(二輪車広報マン)を65歳で退社。家庭菜園の高山農園主。時々物書き。
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高山農園日誌 過去の記事一覧
今年の梅雨はやって来たと思ったら、二足も早く去っていきました。高山農園のある埼玉県は、6月24日(金)に30度を超す夏日になった後は猛暑の連続で、9日間一滴も雨が降りませんでした。
これだけの暑さと水不足は、作物も経験したことが無いと思います。 焼け石に水かもしれませんが、熱中症に気を付けながら水やりの毎日でした。
酷暑と虫に耐えながら頑張っている作物を紹介いたします。
中玉の ”トマト”です。熟す前に収穫しないと、虫たちに先取りされます。
大玉の ”トマト” はテントウムシダマシの被害にあっています。例年はこのようなことが無いのですが、虫たちにとってもこの暑さは死活問題のようです。
”トウモロコシ” は順調です。タヌキが狙っていますので収穫は迅速さが求められます。
”ズッキーニ” も頑張っています。
”なす” も、テントウムシダマシの被害にあいながら耐えています。
”枝豆” です。少しずつ膨らんでいますので収穫間近。
高さ2メートルに成長した ”ルバーブ” と思われる植物。5年ほど前に植えたのですが、こんなに巨大化したのは初めてです。
花が咲いた ”パクチー”。今年は大豊作で近所でも喜ばれました。
”ミョウガ” も水不足で収穫に悪影響が出そう。
今年で5年目を迎える”ラズベリー”。6月初旬から下旬まで収穫できました。水不足に強いイメージです。
ラズベリーは、1回でこの程度の収穫です。痛みが早いので都度冷凍しました。
解凍したラズベリーは全部で700グラムでした。これに砂糖を加えて煮込むと、ジャムの出来上がりです。
今年も、我が家自慢の ”ラズベリージャム” ができました。
※昨年のラズベリージャム作りの様子 コチラ
農園会で共同管理している井戸がありますので、水には恵まれています。
今年の夏も、”暑さ”と ”蚊”と ”雑草”と ”ゲリラ豪雨”と闘いながら、作物を守っていきたいと思います。その先に ”美味しいご褒美” が待っているのですから……。
【つづく】
連載「高山農園日誌 ~おいしいものが食べたい~」
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