Reporter:近藤スパ太郎
探している物:疲れない街歩きスニーカー
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銀座での用事が早めに終わった夕方、ボクは1人で「Walk with U」を体験してみました!
ツアーを紹介する前に、「Walk with U」や「Sound AR™」について、簡単に説明しますね。
「Walk with U」は、「Locatone™」という無料アプリの中にある”街めぐり”のコンテンツ。 日比谷・銀座の文化・芸術スポットを、ミュージカル「ビューティフル」で主演を務めた水樹奈々さん、平原綾香さんのお2人が、キャロル・キングのナンバーをBGMに「Sound AR™」の音声ガイダンスで案内してくれる ”街めぐりのツアー” です。
「Sound AR™」とは、現実世界に仮想世界の音が混ざり合う、ソニーが開発した新感覚のエンターテインメント技術。
「Sound AR™」や「Walk with U」の楽しみ方は、ソニーの開発者である、青山さんにインタビューをしていますので参照下さい。
※ソニーの開発者・青山氏インタビュー記事
さてと!
まず「Locatone™」のアプリを起動して、「TOKYO ART & LIVE CITY 2020」をタップすると、「Walk with U」の中に『水樹奈々編』『平原綾香編』『水樹奈々・平原綾香編』の3つのツアーが表示された!
「Walk with U」を紹介してくれた、水樹奈々ファンでもある美彩さんは、きっと『水樹奈々編』から体験するのだろうな…と想像ができたので、ボクは『平原綾香編』から参加してみるコトにしました!
GPSをONにして「ツアー開始」をタップすると、平原さんのオープニングトークが始まり、キャロル・キングのヒットナンバーがBGMに流れてきた。
んーーー、どうやってツアーを巡ろうか……と、アプリの地図に表示されている「スポット」をタップして、詳細を確認する。
ちなみにこの「青いアイコン」は、その場所に行くとオレンジ色に変わるらしい。”マイク” のボイススポットでは、平原さんのボイスが獲得でき、一度獲得したらいつでもボイスを聞き返すコトができるらしい。しかもスポット巡りは自分の都合に合わせて、いつでも、どこからでも巡るコトができるそうだ!
「ボイススポットには劇場もあるなぁ…」と、「キャロル・キング = エンターテインメント繋がりだな…」という自分なりの解釈にも促されて、先ずは劇場がたくさんある日比谷エリアへ行ってみることにした。
それにしてもこのキャロル・キングのBGM。古さと新しさが交ざりあう銀座の街にマッチしていて、イイ演出をしている。 いつもとはちょっとちがう、新鮮な感じがする銀座の街を歩く…。
ボクのテンションが高まるのは、平原さんのせいでもある。
なぜなら「うわー、いい雰囲気ですねぇ~」「こうしてのんびり歩くのも楽しいですよねぇ」とか、平原さんがボクの右や左に移動しながら、ときどき話し掛けてくるのだ。まるで平原さん一緒に歩いているかのような感覚も、いつもの銀座とは全くちがうのだ!
平原さんがボクの右や左に移動している…というのは ”バイノーラル録音” という特別な収録技術を使用している”演出”の効果だ。
※ 詳しくはソニーの青山さんインタビュー記事を参照→コチラ
しかもボクは、青山さんお薦めの「耳を塞がないオープンイヤーステレオヘッドセット」を使用したので、街の雑踏が聞こえる中に平原さんの声が重なって、よりリアルに聴こえていたのだ…と思う。 ※オープンイヤーステレオヘッドセットは後半に紹介しますね
最初の劇場である、「有楽町朝日ホール」がある有楽町マリオンにたどり着くと、リロリロン! と鳴って「あっ、あった! 有楽町マリオンの11階にあるのが ”有楽町朝日ホール” です」と、平原さんの解説が始まった! アプリがGPSでボクの位置を正確に把握しているので、ボクがスポットに着くと自動的に解説が始まるSound AR™ の技術だ!
まぁ、解説といっても固~いものではなくて、劇場の歴史や劇場が持つエピソード、そして平原さんが中高校生の頃に、この日比谷界隈の音楽スポットによく来ていた…という、ちょっとプライベートなトーク有りの会話風。 だからボクはいっそう、平原さんと一緒に日比谷の街を散策しているようなプライベート感を抱くのだ。
「日生劇場」には、平原さんは2度舞台に立ったことがあるそうで、ステージから見える劇場の様子や、ホールの天井がキラキラしている理由なども解説。なるほど! あれはアコヤ貝だったのか…。
日本生命日比谷ビルの隣りのビルにある「東京宝塚劇場」では平原さんの宝塚の友達の話題や、平原さん自身がステージに立つときのエピソード話しなども…。 へぇ~、平原さんでもそうなんだ…。
さて。次に向かう先を探すボクだが、ボクの目の前には”劇場”の「シアタークリエ」が有るのだが、地図には表示されていない…。
ん?もしかしたら『水樹奈々編』にあるのかな?と思い、ボクは一旦『平原綾香編』を退出して、『水樹奈々編』を立ち上げてみた。 あったあった! 「シアタークリエ」の他にも、となりの商業施設「日比谷シャンテ」もボイススポットだ!
ココでボクは思ったのですが、平原さんは自然体で話しかけるような会話風に…に対して、水樹さんはアニメのキャラクターが話すような、ちょっとハイテンション風。同じ街めぐりでも、お2人の個性で全くちがう印象のツアーになる。
それにツアーは、ボクのように一旦退室しても、また続きを巡ることができるのもイイ! ボクは2人のツアーを行ったりきたりで、短い時間でエリアを効率よく回るコトにしました。
オマケに一旦訪れたスポットは、「リスト欄」でいつでも平原さん、水樹さんの案内音声を聴き返すこともできてしまうし、スポットを制覇していくスタンプラリーのような楽しさもある!
「リスト」はツアーを退出すると表示するコトができ、訪れた場所であるオレンジのマイクをタップすれば、獲得したボイスを聴きかえすことができる。
「あれ??」と、またボクは気が付いた。アプリ内に、ARカメラ機能があるコトに!
さっそく試してみましたー!
この「東京ミッドタウン日比谷」も水樹さんのボイススポットで、水樹さんの ”好きな食べ物”の話しを聴きながら撮影。
インカメでは反転写真になってしまうのですが、いつもの「東京ミッドタウン日比谷」が、「Walk with U」で巡った記念になりました! シェアをタップすれば、SNSやLINE、メールに共有することもできちゃいます!
さらに、訪れる「スポット」は情報や解説がスマホにも自動的に表示され、公式ホームページへのリンクもあるのでこれも便利だ!
例えば、銀座エリアではギャラリーや画廊のスポットが多く、気になったら公式ホームページに飛んで、アーティスト情報や期間限定の展示イベントなども直ぐに情報を得ることができる。改めて来ようと思ったら、休業日も直ぐに確認が可能である!
こうして平原綾香編・水樹奈々編を行ったり来たりしながら、ボクの「Walk with U」体験は、17ヶ所のスポットを巡ったところで一旦終了。続きはまた改めて参加するコトにしています。
いつもの銀座や日比谷がとても新鮮に感じるコトができて、オマケにちょっとした知識も身について、「Sound AR™」の最新の技術も体験できて、平原さん、水樹さんと巡る楽しさもあった「Walk with U」!
しかも無料!!!
なんてよくばりなアトラクションなんだ…!!
開催期間中であれば、曜日や時間が関係なく、いつでも好きな時に、どのスポットからでも参加出来るのも良いところ。 基本野外を巡るツアーだし、三密も避けられ、友達と一緒でもソーシャルディスタンスも保てるのも、ご時世柄的にもよい!
それに、マイクに「♪」マークがある「Special スポット」では、特別ゲストを交えたトークもあり、スポットを全部訪問すると各ツアー毎に「コンプリートボイス」を入手できるそうだ!
『水樹奈々・平原綾香編』では、お2人が主演を務めたキャロル・キングのミュージカル「ビューティフル」を上演した「帝国劇場」についても2人で話しているそうだ。ボクはまだ帝国劇場には行っていないので、どんなトークなのか…も気になる。
「Walk with U」を教えてくれた美彩さんから、「私は、『水樹奈々編』も『平原綾香編』も全部回ったので、コンプリートボイスをゲットしましたよ! 帝国劇場も行きました!」という連絡が…
うぉぉぉー。なんだか先にやられた感。オレも全部回ってコンプリートボイスをゲットするぞーー!
そうそう。
もう一度お伝えしますが、「Walk with U」は2021年3月31日まで開催中!
まだまだ体験できますよ~!!
◆ 菅原美彩「Walk with U」体験記事
◆「Sound AR™」や「Walk with U」について、ソニーの開発者・青山さんにインタビュー
■ボクが使った 周囲の雑踏も聞こえる耳をふさがないオープンイヤーステレオヘッドセット
Sony「SBH82D」(Bluetooth) 価格:9,880円+税
ソニーの商品解説ページ
TOKYO ART&LIVE CITY 2020 のイベント「Walk with U」
■開催期間:2020年11月1日(日)~2021年3月31日(水)
■対象エリア:日比谷、銀座を中心としたエリア
■ナビゲーター:水樹奈々、平原綾香
■特別出演:観世三郎太(能楽師)、中村隼人(歌舞伎俳優)、伊東裕(チェリスト)、本田礼生(俳優)
■アプリ料金/参加費:無料
■ツアー数:全3コース (水樹奈々編(約2時間)/平原綾香編(約2時間)/水樹奈々&平原綾香編(約半日))
■スポット数:全66スポット(内36スポットはナビゲーターによる解説あり)
■「Walk with U」公式HP
https://www.artandlive.net/2020/walk-with-u