Photo:菅原美彩 / Text:編集部
オートバイの「トライアル」という競技をご存じでしょうか?
ご存じない方、約40秒程の動画をご覧下さい
(動画を見てらんない…という方は、下の写真をご覧下さい。)
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MFJ 全日本トライアル選手権 動画
トライアルは、競技をするエリア(セクション)に岩などの障害物があり、セクション内を制限時間内に、足を着かずに、足いた場合でも着く回数を少なく走り切れるか…を競います。
つまり、速度ではなく、オートバイを操る技術を競う競技なのです。
転倒やコースアウトは5点の減点。足を着かずに走り切れたら減点無しの0点。 複数のセクションを走って、トータルで点数が少ない人が勝ち! (ゴルフみたいな採点方法)
トライアルは、ヨーロッパ、特にイギリスやスペインでは大人気の競技。日本でも、間近で見られるモータースポーツとして人気があります。
現在、「全日本トライアル」の最高峰クラス「IAスーパークラス」で、1位と2位の差が、たったの「1ポイント」という大接戦という中で、今週末の11月8日(日)に和歌山県で開催される最終戦を迎え、シリーズチャンピオン(年間のチャンピオン)が決まるのです!
去年は全7戦で競った「全日本トライアル」ですが、今年はコロナの影響で全4戦。 トコロが、2戦目が台風で中止になってしまった為、全部で「3戦」しかなく、より1戦1戦がシビアな状況となり、現在大接戦…というワケなのです。
現在のランキングを紹介すると、、、
1位 野﨑史高 (YAMAHA) 35ポイント
2位 小川友幸 (HRC) 34ポイント
3位 黒山健一 (YAMAHA) 30ポイント
現在ランキング2位の小川選手は、9回のシリーズチャンピオンの称号を持ち、昨年も優勝しているデフェングチャンピオン! 9/27の開幕戦では野崎選手と2点差で2位、前回の3戦では野崎選手に6点差を付け2位入賞! 果たして逆転なるか…!
現在ランキング1位の野崎選手は、昨年、一昨年はシリーズランク2位。まだシリーズチャンピオンの経験はなく、今年こそ! と 9/27の開幕戦でいきなり優勝するものの、前回戦では調子が悪く3位に…。
果たして野崎選手の調子は戻り、最終戦を優勝し、初のシリーズチャンピオンとなるのか!? それともディングチャンピオンの小川選手が逆転するのか…。
この2人の選手、どちらか勝った方が、シリーズチャンピオン獲得なのです!!!
そして現在ランキング3位の黒山選手は、開幕戦でマシントラブルに遭い、今年のシリーズはチャンピオン争いからは外れてしまったものの、1995年から11年間世界選手権に参戦し、1997年には日本人として初優勝を成し遂げた選手。全日本でも11回のシリーズチャンピオンの経験がある実力のある選手だ。
前回の3戦では見事優勝し、週末の最終戦でも優勝すれば、シリーズ2位になる可能性もある…。
最終戦は、無観客で開催されるのだが、主催のMFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)が、「IAスーパークラス」をオンラインで中継する!
もちろん私も、YouTubeとSNSを駆使して、最終戦を観戦する予定です~!
皆さんも是非!
=オンライン中継 視聴方法=
■ YouTube:IAスーパークラスのレース映像をライブ配信!
※山中の為、電波状況によってはライブではなく録画を数十分後に配信
「MFJ/日本モーターサイクルスポーツ協会 公式」チャンネル
コチラ
■ Player!:ライブリザルトを配信!
スポーツエンターテイメントアプリ「Player!」で、IAスーパークラスのライブリザルトを配信
コチラ
■ Twitter:レースの流れを現地リポート!
スタートからゴール、表彰まで大会当日の1日の流れと、各ライダーの試合運びなどを現地からリポート
@MFJ_TRIAL
※最新情報は、Twitterでお知らせされるそうです
※詳しくは MFJ全日本トライアルHP 参照